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よしだくん日記

林家染二のブログ「よしだくん日記」でございます!
稽古様々
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    たまに若手が稽古に来ます。私も、年に一席は師匠方、先輩後輩かかわらず稽古をしていただきます。

    稽古には、食らいつく稽古・判子をもらう稽古・ミーハー稽古・記憶稽古があります。

    食らいつく稽古は、何とか自分の腕を上げたいと、教えていただく方から必死で吸収し、自分の足りないところを指導していただく稽古。

    判子をもらう稽古は、◯◯師匠、◯◯さんに習いましたと、ちゃんと稽古してもらいました、勝手にやってませんと人に言う為の稽古。吸収度は、わかりません。

    ミーハー稽古。お判りのように◯◯師匠にお稽古していただきました!という稽古。

    記憶稽古は、ただセリフを与えていただき、技術指導を受けない稽古。

    最初は、一言一句教わります。そこでセリフの整理の仕方。セリフは、メロディーラインですから、その音域と音階。声の強弱、テンポ、間、目線・所作・感情表現を学びます。これで類型化を覚えるのが基本です。

    そこから長年経つと、噺の性根、セリフの背景にある意味合いなどを学びます。

    まず教えていただくものを素直に体に入れます。そこから他の師匠方、先輩方、後輩達の高座を見聞し、その時自分が持つ力をどうすれば最大限出せる、お客様にどうしたらお楽しみいただけるかを考えて、再構成します。

    稽古は、山登りみたいなもの。


    | - | 12:50 | comments(0) | - | - | - |
    繁昌亭シリーズ
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      今年の繁昌亭シリーズ「上方林家 染二爛漫」が大入り満員で終わりました。

      初演の小佐田定雄先生作「BIDAN」。ずっと古典をやっているので、現代の言葉に稽古で舌と脳がついて行かず苦労しました。作品のコンセプトに自分のギャグとキャラクターデザインを織り込み。ギャグは、ほとんどすべらなかった。映像を見返しホッとしました。もちろん初演のラフさはありますが。

      12年ぶりの「青菜」。好評でした。やはり噺は、上演回数が大事ですから、この夏たくさん高座にかけます。

      今回は、大学生のゼミ団体さんもあり、わかりやすく楽しいプログラムにしました。

      終演後の打ち上げでは、長年のご贔屓皆様から厳しいお言葉をいただきました。今転換期を迎えています。ご期待に沿えるよう頑張ります!長年ご贔屓いただき感謝しております。

      やはりメンタルバランスを保ち、グイグイ行くには、大変なエネルギーが要りますね。来年くらいから攻めに転じます。

      まずは、今年乗り切れた繁昌亭シリーズ。皆様に感謝しております。
      | - | 17:32 | comments(0) | - | - | - |
      三代目市川猿之助
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        YouTubeは、本当に便利です。著作権の問題も様々あるでしょうが、突然懐かしい映像にたどり着きます。

        先日見つけたのが、19年前にNHKBSで放送された「市川猿之助歌舞伎ワークショップ」。よしだくん36歳。猿之助さん58歳。
        オーディションに合格し、京都造芸大で二週間でしたか、市川猿之助さんはじめ一門の皆様に指導を受け、道頓堀中座で発表会がありました。
        よしだくんの役は、仁木弾正。懐かしい。

        三代目市川猿之助さん現猿翁さんの講演も放送されていて、夜中に観たら、いろいろ考えて眠れなくなってしまいました。
        最後は、上杉鷹山の師匠であった細井平洲の言葉。

        泣き申さずしては、化し申さず候。

        心から感動することによって、人は真の生きる力を持つ。また人を動かすことが出来る。

        学生に伝えよう。

        市川猿之助さんは、本当にみずみずしい力にあふれている。忘れかけたものを思い出した。





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        | - | 16:39 | comments(0) | - | - | - |
        和歌山から池田へ行けませんか?
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          7月9日日曜日は、今年の天満天神繁昌亭シリーズ最終回「上方林家 染二爛漫 8」。18時開演 天満天神繁昌亭。二階指定席2800円がございます!

          12年ぶりの「青菜」と、2年ぶりの創作落語「BIDAN(小佐田定雄作)」。

          「青菜」は、若い頃笑福亭呂鶴師匠に若手がやれる範囲で教えていただきました。若手では無くなったので(笑)、丁寧にやろうといろいろな師匠方を聞きました。柳橋・小さん・仁鶴・枝雀・小三治・ざこば・権太楼・文珍・南光。染二版が出来ました。爆笑間違い無し!

          小佐田先生の作品集を読ませていただき、今ビビッと来た「BIDAN」。小佐田先生に許可をいただきましたので、染二版に再構成させていただきやらせていただきます。小佐田先生は、懐広いです。不条理なギャグとキャラクター爆笑!

          ゲストは、マジックのビックリツカサさん。一門のマルチプレーヤー笑丸さん。助演は、小鯛さん。

          久しぶりに舞台で寄席囃子を演奏します。初めての方お一人様でもお楽しみいただけます。

          昨日は、妻・ブログではよしだくんのママのお誕生日でした。最近ブログではご無沙汰です。とんでもキャラは健在!

          先日も京都中書島の娘夫婦宅へ車で行くのに、天満天神繁昌亭のある南森町から、中書島と反対方向の西へ行き、新御堂筋を北上して、中央環状線を東へ。名神高速道路大山崎を南下して第二京阪道路から中書島へ。考えられない…。落語の「和歌山から池田へ行けませんか」というセリフを思い出した(笑)。もちろん帰りも第二京阪道路を北上して大山崎から名神高速道路。豊中から阪神高速道路池田線で帰って来た。いつもよしだくんが運転している助手席に座り、何度も中書島を往復しているが、そんなルート走ったことがない。アートだ!芸術は、爆発だ!(笑)。会いたい方は、「上方林家 染二爛漫」へ!


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          | - | 16:08 | comments(0) | - | - | - |
          らくだ
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            先日の三代目林家染丸追善落語会で、師匠ご指定の「らくだ」をやらせていただきました。

            この噺は、東西でやり方が違います。屑屋が酒に酔っていく過程で、東京は、屑屋がらくだへの恨み言をいいます。上方では、言いません。

            らくだも兄貴分も屑屋も、生き方が不器用だという共通点があります。どんな立場の人でも、器用に生きられ人ばかりではありません。それを人への情で笑いに包み、「みんなそうなんだ。世の中何とかなるんだ。」と肩の力を抜いていただくのが落語です。その思いが噺家に大切です。

            兄貴分が屑屋を脅しますが、お客様に恐怖感を与えてはいけません。お稽古していただいた桂雀三郎師匠に教えていただきました。

            この噺には、様々な技術が必要です。解説するのはやめますが(笑)。

            落語は、演じる噺家の生き様が出ます。ですから同じ噺でも違うので面白いのです。また同じ噺家でも進歩により、噺が深く広くなります。一番いいのは、登場人物が自然に憑依する感じでしょうか。その自然が難しい。技術を学び、人として心を磨かなければ。一方、全く気付かず鈍感力が高いという方も(笑)。それも運ですね。

            噺は難しい。しかしお客様が楽しんでくださるとうれしい。まだまだ足りないとわかっていても。
            | - | 17:55 | comments(2) | - | - | - |